【文スト】ヤンデレ文豪、アナタに夢中。【日替わり】

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今日のヤンデレ文豪は…… - 2024年5月13日

【エドガー・アラン・ポオ】




「あっ、YOU!こ、此処である!」



今日は彼に呼ばれ、2人で出掛ける事になっていたのだった。
彼は私を見付けると、何か紙袋を持って此方に近付いて来る。



「で、出掛ける前に、YOUに渡したい物があるのであるよ」



そう言って、彼は私に紙袋を渡す。
そこには、私が欲しがっていた洋服が入っていた。



「その、YOUが欲しいって言ってたから……普段、服なんか見ないのに、つい買ってしまったのである」

「気に入って貰えたら嬉しいである!」



其の言葉に、私は素直にありがとう、とっても嬉しい、と彼に伝える。
すると彼は途端に顔を明るくさせ、私の手を握った。



「嗚呼、良かったである……!YOUの其の笑顔が見れただけで、我輩、生まれてきて良かったとすら思うのであるよ……!」



如何かしたのだろうか、今日は何時もに増して大袈裟な気がする。



「あ、そうそう……今日YOUを呼んだ理由なのであるが……今日は我輩が、YOUの望む事、全部叶えたいと思うのである!」


……否、大袈裟とか言うラインを超えているのかもしれない。
本当に如何したのだろうか。普段から私に協力的な彼ではあるが、其れでも此処まで献身的だった事は無い。



「あ、嗚呼、戸惑ってしまうのも仕方ないであるな」


「でも、気にせず何でも望みを云って欲しいのである」


「だってYOUは……」






「我輩の、goddess(女神様)、だから……」




──崇拝型

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